久しぶりに京都へ行きたいな・・・。どうせ行くならパワーを授かりたいな・・・。そう思って検索したところ、
強烈に惹きつけられたのが貴船神社です。
京都に数あるパワースポットの中で、私がこちらに行かなければ!と思った理由は・・・
- 創建の記録が残っておらず、白鳳 6 年(677年)にはすでに御社殿造替(つくりかえること)の記録があるほど、古い神社であること。
- 結社の御祭神「磐⾧姫命(いわながひめのみこと)」のお話に感銘を受けたこと。
- とにかくパワーが凄いらしい!
という点です。
磐⾧姫命のお話というのは・・・
神武天皇の曾祖父である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、木花開耶姫(このはなさくやひめ)を
めとりたいと、その父である大山祇命(おおやまつみのかみ)に申し出たとき、大山祇命は
姉の磐⾧姫もともに嫁がせました。
しかし瓊瓊杵は、容姿が醜いとして磐⾧姫を実家に帰してしまいました。
磐⾧姫はこれを大変恥じて、「私はこの地で、縁結びの神として人々に良縁を授けよう!」と、
貴船神社に鎮座されました。
・・・というもの。
なんて優しいの。。なんて心が美しいの。。
美人じゃない側として、心から尊敬します。
ちなみに瓊瓊杵が磐⾧姫を帰し、木花開耶姫だけを選んだことによって、人間の命は桜の花のように
儚く短いものになってしまったのだそうです。。。
私が貴船神社を訪れたのは冬。小雪が舞い散り、風情たっぷりの中、本宮から結社、奥宮へと参拝しました。
ところが・・・ 後で知ったのですが、本宮→奥宮→結社の順に参拝するのが正式な参拝順序(三社詣)で、
この順に参拝することで願いが叶うのだそうですが・・・結果オーライ(^0^;)
皆さんはちゃんとやってくださいね。
本 宮
本宮と奥宮のご祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)という水を司る龍神様です。
貴船神社にこんこんと湧き出る御神水は、日本のルルドの泉とも称される奇跡の水なんだそうです。
なんだか心まで清められるような~。
御神水はいただいて帰ることができるので、容器を持って行くことをおすすめします。
飲むには煮沸が必要とのことで、私はお風呂に入れました。
私はよくこうして、全身でご神徳を頂戴しています。
お風呂の湯気まで有難い感じがします。
こちらで私は「水占みくじ」をしました。御神水におみくじを浮かべると、文字が浮き出てきます。
現実的に仕組みはわかっていても、「御神水」に浸すところが・・・まるで神様の有難いお告げのような。
なお、貴船神社は絵馬発祥の地。
手水舎の脇に、絵馬の由来となった二頭のお馬さんの像があります。
発祥の地、本家本元で絵馬を書けば、なんだか願いが叶いそうですよね。
結社(ゆいのやしろ)
石段を上がっていくと結社があります。(正式な参拝順序では、こちらは通り抜けて奥宮へ!)
こちらのご祭神が、磐⾧姫命です。
結社には和泉式部が復縁した言い伝えもあるんです。それが都で広まって、結社は「恋の宮」と
呼ばれるようになったそうなんです。
これは祈らねば!と、こちらでは「結び文」を書いて結びました。
良い人と出会って、結婚できたので、願いを聞いて貰えたんだなぁ~。
奥 宮
奥宮はとても神聖で厳かな雰囲気に包まれています。
どういうものが「気」とか「ビリビリ」なのか分からない私でも、凄みというか、威圧感というか、
重々しい雰囲気は感じました。
奥宮の本殿の下には大きな龍穴があって、日本三大龍穴のひとつなんだとか。
ただ龍穴は「人目を忌むべき神聖なもの」とのことで、誰も見ることはできません。
どんな穴なのでしょう・・・。気になります。
わからないなりにも、有難い何かを感じようと佇んでみました。
「ピーンと張り詰めた空気」という表現がありますが、まさにそんな感じ。
深い安らぎというより、長居してはいけないような緊張感を感じて、奥宮を後にしました。
最初に本宮で、いろいろな御守りがあるなぁ~と気になっていたので、帰りに立ち寄って
「水まもり」を買いました。
水の神様だし、透明でコロンとして可愛いので、私には珍しく直感で即決でした
いま思い出しても、本当に行って良かった場所のひとつです。
ぜひ行ってみて下さいね!
よい出会いがありますように
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