訪ねたパワースポット【武蔵一宮 氷川神社】

私は生まれも育ちも武蔵国なのに、武蔵国一宮を参拝していなかった!!!
ということで、馳せ参じました「武蔵一宮 氷川神社」

知らなかったんです、住んでいる地域の一宮をまず参拝すべきということを・・・。
生まれてこの方、近くの氏神様こそ折に触れてご挨拶していたものの、
あとは有名な寺社仏閣ばかり参拝していました。
知らないということは怖いものです。というか、神様に大変失礼でした。ごめんなさい。。。

なのでとにかく45年の非礼をお詫びしようと、許されるなら縁結びのお願いもしようと・・・、
さいたま市は大宮まで行って参りました。

参 道

行って驚きました。こんな大きな、素敵な神社があったなんて。
鶴岡八幡宮の段葛のような、ケヤキ並木が美しい参道。日本一長いとのことですが、
もっとずっと歩いていたくなるような、本当に気持ちの良い参道です。
参道の左右には、喫茶店や風情のあるだんご茶屋が・・・誘惑に負けず、まずは参拝ですっ!

拝 殿

三の鳥居をくぐり、神橋を渡ると、朱塗りの楼門、舞殿、そして拝殿です。
御神祭は須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)という
とっっっても仲睦まじいご夫婦の神様で、縁結びの代表的な夫婦神
そして、大黒様として知られる大己貴命(おおなむちのみこと)、縁結び、国作りの神様。
縁結びのお願いに行くならこの上ないような神社だったんです。

今まで参拝に来ず、失礼いたしました。ずっとずっと守ってくださり、ありがとうございます。
そうお礼をして、御守を授かりました。なんだかホッとしました。

創建は紀元前 473 年! そんな昔からこの地にあって、人々から祈りを捧げられていると思うと、
パワースポットなんていう言葉で括っては恐れ多い感じがします。
気を引き締めなくては。

境内には他に、12の神社(摂社、末社)があります。
私はその中で、門客人神社、宗像神社を参拝しました。

門客人神社

門客人神社は、本殿の御祭神である稲田姫命のご両親を祀った神社です。
私はこの頃、「まんが古事記」という本で、とても楽しく神様のことを学んでいたのですが、
稲田姫命が須佐之男命と出会うくだりで、稲田姫命(この本では櫛名田比売(くしなだひめ))の
ご両親が、稲田姫命のことを撫でて育てたことが「倭撫子(やまとなでしこ)」の語源になった
というのを読んでいて、こちらの神社もぜひ参拝したいと思っていました。

ちなみにこちらの本です。古事記のチョーチョーチョー基本の部分が、わかりやす~い漫画で
描かれているので、神様を知るのにとても役に立ちます!

愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記 単行本(ソフトカバー)
天岩戸開き、ヤマタノオロチ、因幡の白兎、海幸彦と山幸彦など、子供のころに読んだ日本の神話はどれも古事記に載っているもの。古事記というと難しそうなイメージがありますが、実は個性的なキャラクターの神様が様々な愛憎劇や冒険活劇を繰り広げる、愛と涙と勇気の一大ストーリー。そんな古事記を大人も子供も楽しめる作品に仕上げたのがこれ。活字の古事記につまずいた人でもすんなり古事記の世界に入れます。


あのお優しいご両親、足摩乳命(あしなづちのみこと)手摩乳命(てなづちのみこと)
こちらにいらっしゃるのね、と思いを馳せつつ・・・。

宗像神社


そして宗像神社。
こちらの三女神、多起理比売命(たぎりひめのみこと)市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)
田寸津比売命(たぎつひめのみこと)も、「まんが古事記」に登場します。
宗像神社は氷川大宮神社の最大のパワースポットとも言われる「神池」の中に鎮座しているので、
参拝することで体ごと神池に包まれて、何かを感じられるかも・・・!と思ったのですが、
私のイメージするビリビリとかジンジンとかはここでも感じられず・・・(あの江原啓之さんは、
幽体離脱してここで龍神に会ったというのに!)。
その代わり、なんだかとても清々しい、満足感のようなものは味わえました。

私にとってパワースポットは、ビリビリ、ジンジンではなく、そういう感じなのかなぁ。
諏訪大社も、貴船神社も、下鴨神社もそうだったし・・・。
帰りにだんご茶屋に寄ることも忘れるほど、満たされた気分で帰路についたのでした。


ちなみに、私が参拝した頃はまだ禁足地となっていたようで知らなかったのですが、
氷川神社には「蛇の池」という、それはそれは神聖な湧水があります。
なんと境内の神池の水は、この「蛇の池」から注いだものなんです
私が参拝した年に開放されたのね~(T T) 今度、お礼参りに行ったら絶対見るぞ!

よい出会いがありますように

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