お蕎麦好きのゆいですが、「本物の深大寺蕎麦って食べたことないなぁ。」と思ったのがきっかけで、
調べてみると深大寺ってなんだか気持ちよさそう
「深沙堂」なる縁結びパワースポットもあるし、よし行ってみよう!となりました。
木漏れ日の下にきらきらと小川(湧き水です!)が流れる参道には、お蕎麦屋さんや、お饅頭、
お土産を売るお店が並んでいて、とっても風情があります。
開創(お寺を創建することを、こう言うんだそう)は奈良時代733年、東京で2番目に古いお寺です。
では、一番古いお寺はどこでしょう!? 答えは最後に
参道の先に、こちらの山門があります。
境内はとても広くて、ちょっとしたアップダウンもあります。
「本堂」「元三大師堂」「開山堂」とお参りして、北門から一度出て少し歩いたところにある
「松葉茶屋」さんで、お目当てのお蕎麦をいただきました。美味しかった~
時間があれば植物園も見たかったなぁ~。
深沙堂(じんじゃどう)
そう、お蕎麦や植物園、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」なんかで知られる深大寺、
「縁結びパワースポット」としてはあまり知られていないのですが、実は深大寺を開いた
満功上人(まんくうしょうにん)のご両親は、深沙大王(じんじゃだいおう)によって結ばれたと
伝えられ、その深沙大王をお祀りした「深沙堂」が、縁結び、良縁祈願のパワースポットなんだそう。
北門から下った所、山門の外にあるので、見過ごしてしまいそうなこんなお堂です。
お気づきでしょうか?深大寺、深沙大王・・・そう、深大寺の名前は深沙大王から来ているんです。
深沙堂って、単なる縁結びのパワースポットじゃなく、深大寺の縁起に関わる重要スポット
なんですね~。
深沙大王様、どうか良いご縁をお授けください。。。とお願いしてきました。
延命観音(えんめいかんのん)
深大寺をお参りして、実は深沙堂以上に敬虔な・・・というのか、不思議な・・・というのか、
ボキャブラリーが貧困で上手い言葉が浮かばないのですが、とにかく圧倒されてしまった
場所があるのでご紹介させてください。
北門から深沙堂へ降りる坂道の途中にある「延命観音」です。
崖の洞穴のような形で、ほの灯りの中に祀られている延命観音様。
「昭和41年秋田県象潟港工事の際、海底の大石を引き上げたところ、慈覚大師自刻の延命観音が
刻まれてあり、縁あって深大寺に奉安されました。」とのこと(深大寺ホームページより)。
慈覚大師円仁、あの天台宗を開いた最澄のお弟子さんです。
とても神秘的なものを感じました。
721年から15年も漂流して浜に打ち上げられた、あの長谷観音様を拝んだ時と似た感覚。
こちらの延命観音様は、いつから海底におられたのか・・・。
有難いとはこういうことかなと、お線香を焚き、家族の健康をお願いしました。
ところで、東京都内で一番古いお寺はさてどこでしょう!?
答えは浅草寺でした~!
創建はあの推古天皇の時代で628年!と言っても、宮戸川(今の隅田川)で漁の網にかかった
聖観世音菩薩像を、お堂にお祀りしたのがこの年とのこと。
なんと!!こちらも偶然見つかった仏像!!
物心つかない頃から何度となくお参りしている浅草寺、また行きたくなってきた
よい出会いがありますように
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